包丁研いできました|宮文

気がついたら半年ぶりのブログでびっくり。
忙しくて、というかブログより優先したいこと山盛りだったので。
あ、そういえばおととい35歳になりました。
facebook等でお祝いのメッセージをくれたみなさま、どうもありがとうございました。
今後とも末永くお付き合いください。

包丁がヤバい

残念ながら研ぐ前の写真は撮ってなかったんだけど、なかなかの劣化具合だった我が家の包丁。
妻や僕もたまに研いではいたんだけど所詮は素人なのでたかがしれています。
包丁は今時のステンレス製ではなく昔ながらの鋼包丁なので、
強敵と戦った証の歯欠けや、手入れを怠った証の錆も数知れず。
先日母が実家から持ってきてくれたカボチャが全く切れなくて、研ぎに出す決心をしました。
(まぁ、そのカボチャも非常に固いものだったのですが)

7年目のお手入れ

結婚した時に買ったものなので、数えてみたら約7年。
よく考えたらむしろ頑張って使ったよね、と妻と話しつつ宮文へ。
そう、この辺で包丁といえば宮文。
昭和2年創業という老舗なら我が家のオンボロ包丁も素敵に復活させてくれるのではと期待に胸が膨らみます。

作業時間は約1時間

とはいえ、我が家にあるのはこの包丁と菜切包丁、あとはペティナイフのみ。
数日お預かりされてしまうとご飯が食べられなくなってしまいます。
心配しつつ聞いてみると、料金二割増で当日渡しに出来るとの事、さすが宮文。
刃渡りサイズや劣化具合にもよるらしいですが、今回は千円少々でやってもらえることに。
さっそく包丁を預け、待ち時間を利用して妻の眼鏡を新調しに行きます。

ピカピカになった

一時間少々して再びお店に訪れると、そこには見事な輝きを取り戻した包丁が待っていました。
ピカピカです。やっぱりプロの仕事は違いますね、刃先なんて怖くて触れないくらい。
こんな感じ。
20131121 包丁研いできました|宮文
ま、beforeがない状態でafterだけ見せてもあれなのですが、すごいんです。
丸くなってしまった先端まで見事に復活させてくれました。
もちろん切れ味も最高。
妻曰く「調理のストレスが減って肩こりも軽減しそう。もっと早くやるべきだった」だそうで。
まぁそうですよね。包丁は厨房に立つ人達にとって最も重要な道具であり、相棒です。
道具がよければ作業のリズムが良くなり、リズムが良ければ疲れや負担も少ない。
手の延長に近い道具は包丁に限らずそういうものです。
現在の我が家の食事は妻がほとんどを担っているのですが、その妻が良い道具で良い仕事をしてくれるということは、僕も子供達も美味しいご飯にありつけることを意味し、それは家族全員の幸せに繋がります。美味しいご飯は食べる人を笑顔にし、その笑顔は作った人を笑顔にします。
まさに好循環スパイラル。

定期的に研いでもらおう

お店で研いでもらうのは初めてだったのでこの先この包丁がどのようになっていくのかはまだ分かりませんが、これはお値段以上の効果があったと言えるでしょう
これからも自分たちでさっと研いだりすることはあると思いますが、定期的にお店でもちゃんと研いでもらおうと思います。
やっぱりね、プロはすごいよ。
みなさんもご自宅の包丁、一度見てもらうと良いかもしれません。
料理が好きになるかもしれませんよ。

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