ライフスタイル由来のブランドを利用したマーケティング
複雑なタイトルです。本人も考えを整理しきれていないフジカワです。こんにちわ。
「ライフスタイル」というのは人それぞれです。
でもそのそれぞれのライフスタイルの中には「趣味」という分野があります。
そして趣味を共通にもつ「人達の固まり」があります。
その人達には共通の「価値観」があります。
その価値観を満たす「ブランド」があります。
そのブランドはその趣味を持つ人達の「信頼と愛情」を勝ち得ています。
例えば釣りが趣味の人達には「Daiwa」
サッカーが趣味の人達には「adidas」
山登りが趣味の人達には「patagonia」
などなど(他にもブランドはありますが)。
そこで、です。
上記のような趣味を持つ人達に異なるカテゴリの商品を訴求したいとき、
その趣味を持つ人達の信頼を得ているブランドを利用することは可能でしょうか?
車×Daiwa
犬×adidas
家×patagonia
いや、ほんと考えがまとまっていなくてすいません。
意味分からないでしょう。
僕もです。
何が言いたいか、というと、
無印と三菱地所が組んで集合住宅を作ったり、
日産がコンランや無印と組んで車を作ったり(結構前ですが…)
してるのを見て、
特定の層にすごく訴求力のあるブランドを上手く取り入れることで、
別のプロダクトに新しい価値を付加できるんじゃないかなぁと思ったんです。
まぁ、昔から良くある方法と言えばそうなんですが、
「イマイチ上手く機能してないんじゃないかなぁ」というコラボ的なものが多いような気がして。
こういうのって、やっぱり付加させる(組み入れる)ブランドの選定がポイントなのかなぁ。
無印とか、コンランって、すごく良くできたブランドで、
そのブランドが好きな人達のライフスタイルってのが、すごくわかりやすい。想像しやすい。
つまり、「無印と組む」ってことは「ターゲット」をすごく絞りやすいし、
「どんな家や、車が無印ファンに喜んでもらえるか」という分析もしやすいんじゃないかと思うわけです。
「無駄な装飾はいらない」
「シンプルなものが好き」
「周りの環境になじみやすい」
そんな属性や傾向にそった商品開発やスペック設定をすることで、
自然と無印ファンに受け入れられるような家や車が出来るんだろうなぁと。
このプロセスに大切なのはブランドの芯の価値観を理解することでしょうね。
・そのブランドは何を大切にしているか
・人々はそのブランドのどこに共感しているか
・そのブランドのどの部分の力を借りるのが付加される商品の魅力を一番引き出すのか
それを上手く見定められると両方のブランドファンを取り込むことができるのでしょうね。
無印の家に住んでる人って、すごく「いい人」、「自然に優しい人」って感じしませんか?
そのブランドを選んでる人にまでブランドイメージの影響を与えるブランドって、
ホントすごいと思います。