2次元バーコードをaiファイルにする
web上の2次元バーコード生成サービス、沢山あります。
でも、無償サービスはほとんどがjpg,gif,png。
これじゃいくら大きく作っても印刷には不安が残る。
できればパスデータで入稿したい。
リサイズしたりで調整もできるし。
というわけで、生成したビットマップの2次元バーコードをパスに起こしましょう。
1.生成した画像をPhotoshopで開く
2.まずは解像度の調節
画像解像度を上げる。また、サイズが変わるのでアンチエイリアスが出来ぬよう、
「画像の再サンプル」の項目を「ニアレストネイバー法」に設定。
3.選択範囲を作成
自動選択ツールで黒い部分を一気に選択するのだけれど、黒100だけを選択し、
お隣のやや薄グレーを選択範囲にしないように
・許容値は「1」
・アンチエイリアスは「オフ(チェックはずす)」
・隣接もチェックも「オフ(チェックはずす)」
に。
4.作業用パスの作成
自動選択ツールで「えいっ」と黒い部分をクリックして選択範囲ができたら、
次はこれをIllustratorにもってくための作業用パスを作る。
選択範囲が表示されている状態で、パスウインドウのオプションから「作業用パスを作成…」でパスを作成。
許容値は0.1にしておきましょう。数値を上げるとグズグズバーコードが出来上がりますので。
6.「作業用パス」が完成
「パス」ウインドウのところに新しく「作業用パス」ができましたね。
7.illustratorにコピペ
あとはこれをコピーして、illustratorの新規ファイル(じゃなくて好きなファイルでもいいけど)にペースト。
8.着色
ペーストしたては色が入っていないのでいまいち分かりません。
なので、そのまま選択されてる状態で、お好きな色を指定しましょう。
あまり薄い色だと、読み取りの精度が落ちるのでお気をつけて。
後はご自由に。
ただし、出力のサイズによっては読み取りの精度がおちることもあるので、
・画像をあまり小さくしない
・印刷前に必ず実寸でテスト
することをオススメ。