2次元バーコードをaiファイルにする

web上の2次元バーコード生成サービス、沢山あります。

でも、無償サービスはほとんどがjpg,gif,png。

これじゃいくら大きく作っても印刷には不安が残る。

できればパスデータで入稿したい。

リサイズしたりで調整もできるし。

というわけで、生成したビットマップの2次元バーコードをパスに起こしましょう。

1.生成した画像をPhotoshopで開く

qr011 300x286 2次元バーコードをaiファイルにする

2.まずは解像度の調節

画像解像度を上げる。また、サイズが変わるのでアンチエイリアスが出来ぬよう、

「画像の再サンプル」の項目を「ニアレストネイバー法」に設定。

qr02 300x250 2次元バーコードをaiファイルにする

3.選択範囲を作成

自動選択ツールで黒い部分を一気に選択するのだけれど、黒100だけを選択し、

お隣のやや薄グレーを選択範囲にしないように

・許容値は「1」

・アンチエイリアスは「オフ(チェックはずす)」

・隣接もチェックも「オフ(チェックはずす)」

に。

qr03 300x67 2次元バーコードをaiファイルにする

4.作業用パスの作成

自動選択ツールで「えいっ」と黒い部分をクリックして選択範囲ができたら、

次はこれをIllustratorにもってくための作業用パスを作る。

選択範囲が表示されている状態で、パスウインドウのオプションから「作業用パスを作成…」でパスを作成。

許容値は0.1にしておきましょう。数値を上げるとグズグズバーコードが出来上がりますので。

qr051 300x131 2次元バーコードをaiファイルにする

6.「作業用パス」が完成

「パス」ウインドウのところに新しく「作業用パス」ができましたね。

qr07 2次元バーコードをaiファイルにする

7.illustratorにコピペ

あとはこれをコピーして、illustratorの新規ファイル(じゃなくて好きなファイルでもいいけど)にペースト。

qr08 213x300 2次元バーコードをaiファイルにする

8.着色

ペーストしたては色が入っていないのでいまいち分かりません。

なので、そのまま選択されてる状態で、お好きな色を指定しましょう。

あまり薄い色だと、読み取りの精度が落ちるのでお気をつけて。

qr09 300x225 2次元バーコードをaiファイルにする

後はご自由に。

ただし、出力のサイズによっては読み取りの精度がおちることもあるので、

・画像をあまり小さくしない

・印刷前に必ず実寸でテスト

することをオススメ。

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