ワーホリに行った理由|ワーホリログ001
えーと、さかのぼること6年前(え!もう6年前?)になるのだけど、
約一年間、ワーキングホリデーでオーストラリアに行ってました。
行くに至った経緯は話すと長いんだけれども、こんな感じ。
テレビでの遭遇
小学生の頃にテレビでみたエアーズロックに感動したのが最初。
国内、海外含めて「いつかココに行こう」って思ったのはあれが最初だったと思います。
ヘリからの空撮での赤茶けた広大な大地、
そしてそこにぽっかりと浮かび上がるように存在するエアーズロックは、
当時の僕の周りには存在しない景色で、まさに度肝を抜かれました。
まさに「うわぁ~っ!」って感じ。
分かるかな?わかるよね。
大学時代の一人旅
で、いきなり時間が飛んで大学2年の時、
ちょっと学校が退屈だなぁと感じはじめたタイミングがあって、
都合よくエアーズロックに行きたいと思ってたことを思い出したわけです。
そんときはお金も時間も無かったので(今思うと時間は超あった。人生で一番あった)。
とりあえず一ヶ月だけ、東側半周してきました。
お金はホントに少しだけ。
FIX航空券往復と、現地でのバスパス(東側半周用)を買ったら、残りが5万円くらいしか残らんかった。
今思うとアホ過ぎるな、僕ったら。
ま、足は確保できたから、後は野宿でも飯無しでもなんとかなるだろう、と思った。
実際なんとかなったし。
知らん人に飯食わしてもらったり、
一人暮らし、ホモ疑惑のおっさん家に泊めてもらったり、
公園で野宿しまくったり、
寝てた公園のスプリンクラー(芝生水やり用)が夜中に回り出してびしょ濡れで目が覚めたり、
クリスマスの日に薬物依存者更生施設の人にケーキもらったり、
と、ほんとに運よく事故に遭わずに、素敵過ぎる記憶を沢山持ち帰ることができました。
でもいつかまた戻ってきたいな、と強く思いました。
理由一つ目は、
「好きなところで止まって、好きな時に、好きなことしたい」と。
なんせバスなので動きだしたら止まらない。
街から街まで30時間とかザラ。まるでドラクエ。
目が覚めたとき、夕焼けなのか、朝焼けなのか分からなくなったりしてたもんね。
というわけで、小さな街は基本的にスルーだったし、
道の途中に素敵な景色があってもバスは止まってくれません。
ま、バスはバスで夜間走行中にカンガルー轢いて、
「Oh,shit!!」とか運転手の生台詞が聞けて面白かったんですけどね。
そして二つ目が人。
本当に素敵な人にたくさんめぐり合えたし、
大学では学べないような類のことをたくさん学ぶことができました。
当時の僕はワーキングホリデービザの存在すら知らず、
現地でビザを持っている人達からその話を聞いたんです。
彼らはとても自由で、そしてその自由を得るための責任を十分に理解していました。
なんだかわけも分からずとりあえず海を渡って、しどろもどろの僕には
とてもかっこよく見えたんです。
ちょっとかっこ悪いんだけど、そんな彼ら(もちろん日本人ね)にべったりくっついて、
ほとんどお世話になりっぱなしでした。
そんなこんなで「またいつか来たいなぁ。そんときゃマイカーだな。んで、もっと英語を勉強して、今度は外人とカンバセーションだな。」って思いながら帰国したわけです。
そして社会人
その後無事に大学も卒業して、晴れて就職。
日本社会にどっぷりと揉まれながら、気がつくと3年が経とうかとしていました。
そんな、「やっと仕事にも慣れてきて、いよいよこれからだ」って時に
また思い出しちゃったわけです、オーストラリアのことを。
いやー、迷いましたよ。
だって、そうでしょ?
やっと仕事にも慣れてきて、少しずつ自信を持って仕事を進められる頃なので、
面白くなってきてたんですよ、仕事も。
でもね、当時はワーキングホリデービザの発給は年齢制限25歳だったんです。
今はオーストラリアは30歳になったけど。
だから迷いました。行くなら今しかないって。
周りの友達に相談して、会社の人にも相談して、いろいろ考えました。
そして結論。
「やって後悔してもなんとか挽回できる。やらないで後悔したらもう死ぬまで悔いが残る」と。
で、行くことに決定。
そうと決まればさっそく準備開始
会社にそのことを伝えて、引継ぎ終わって数ヵ月後に退社。
住んでいた札幌の家も引き払って、
ビザ申請の書類をそろえて、
切れていたパスポートも取り直して、
国際免許書を発行して、
現地でしばらくは通うつもりだったを学校探して、
荷物用意して、
と大忙し。
ほんとあわただしかったです。「大丈夫?」「ほんとに行けるのか、俺?」みたいな。
当時のインターネットはブログなんかの個人発信できる環境がそれほど普及していなかったので、今みたいにサクッと現地の様子を調べて、ハイ、みたいな感じにはならず、結構大変だったんです。
去年タイで知り合った友達が今ワーホリでオーストラリアに行ってて、その様子をmixiなんかでみてると、ほんとに良い時代だなぁ、と改めて感じずにはいられません。
ま、そんなわけで、なんだかんだと何とか準備が完了し、
無事に日本出国、オーストラリア入国を果たすことになるのです。
というわけで
ワーホリの間のことを、写真と一緒に少しずつまとめていこうかな、と思います。
このカテゴリはたまーにしか書かないと思います。
内容も写真一枚に、文章ちょろりだと思いますので、
ゆっくりと読んでくれるとうれしいです。
いつもながら長い文章ですいませんね。
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