「お金の為に働く」のではなく、「働く為にお金を貰う」ということ。
ひさしぶりにグラコロ食べたフジカワです。今日かららしいですよ。
ウィリアム・カムクワンバ君は、首都リロングウェ北郊の村で育った。02年の干ばつで、農業を営んでいた父親は収入を失い、当時14歳だったウィリアム君の学費さえ払えなくなった。退学したウィリアム君は図書館で時間を過ごすようになり、そこで風力発電について書かれた本と出会う。「本に写真が載っているのだから、だれかがこの機械を作ったということ。それならぼくにも出来るはずだと思った」と、ウィリアム君は振り返る。
材料は、ごみ捨て場から拾ってきた自転車の部品やプラスチックのパイプ、プロペラ、車のバッテリー。タービンを支えるポールには、森で採ったユーカリの木を使った。「風車を作るんだと話すと、だれもがぼくを笑った。あいつは頭がおかしいといううわさが、村中に広がった」
もの珍しげに取り囲む群衆と、溶かした金属から立ち上る熱気で汗だくになりながら、ウィリアム君は黙々と作業を続け、3カ月後には最初の風車を完成させる。タービンが回り、取り付けた電球に明かりがついた時には「これでもう頭がおかしいなんて言われないと思い、ほっとした」という。
CNN.co.jp:マラウイの少年、独学で風力発電に成功 7年かけ
彼は村民からお金を貰ってもいいと思う。
このニュースを見て、
「お金の為に働く」のではなく、「働く為にお金を貰う」ということを改めて思った。
お金があればよりよい良い仕事ができると思う。この場合特に。
より良い部材を使い、より効率よく発電し、より多くの電力を村民に供給できると思う。
ほっとけば先進国が助けてくれるのではなく、頑張れば自分達でも出来るという事を気づかせる、
そして、頑張れば彼のように自分も富を築けるという事を気づかせる。
それが大切なことなのかも知れない。
ま、先進国としては、途上国に対してNGOの活動を行うことで、
現地利権(地下資源採掘権など)を確保するのも大切な国益活動だけどね。
政治的な話、そのためには途上国にはいつまでも途上国のままでいて欲しい、
というのが先進国のホンネだろうと、先進国民の僕が言ってみる。
しかしすごい。
普通に感動した。
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あと、ちょっと違うけど、どっかで聞いた
「仕事の報酬は仕事」
って言葉を思い出した。
今回の話とは全然違うけど、これもいい言葉だと思う。
フリーで仕事してる人や、経営する立場の人はよくわかると思うけど。