Season's Greeting|Merry Christmasだけではない。

明日も出勤になってしまったフジカワです、こんにちは。うぐぅ、今日はひさびさに会える方がいるのでしこたま呑もうと思ってたのに。グゥ。

多民族、多文化への配慮

およそ80%の国民がキリスト教徒のアメリカですが、単一宗教の国ではありません。キリスト教以外の宗教を尊重し、最近では12月の休みの前に普通に交わされていた「Merry Christmas!」というあいさつも、「Happy Holidays!」という言葉に変わってきたような気がします。  ここで言う「Holidays」は12月中旬以降を指します。つまり、キリスト教で祝うクリスマスだけでなく、ユダヤ歴でKislevと呼ばれる月の25日から8日間にかけて行われるユダヤ教のお祝い「Hanukah(ハヌカー)」や、アフリカ系アメリカ人のお祝いで12月26日から1月1日まで行われる「Kwanzaa(クワンザ)」なども含まれます。この時期にお祝いしているのはキリスト教だけではないということです。
「メリークリスマス」の意味、わかっていますか?–エリック松永の英語道場(38) – エリック松永の英語道場 – ZDNet Japan

以前ワーホリ中にオーストラリアでクリスマス時期にデパートに行った時、ホリデーシーズンのセールタグが
「Merry Christmas」や「X’mas SALE」ではなく、「Season’s Greeting」的な文言だった事が疑問だったのだけど、これが答えか。
あの国も多民族国家、多文化国家(マルチカルチャリズム)なので、アメリカ同様、その辺に配慮してたんだな。ギリシャ、中国、イタリア、ベトナムその他160カ国以上の国から移民を受け入れている国だからこそ起こりうる問題と解決策。日本はいつも平和に「メリークリスマス」。カーネル・サンダースだってサンタさんコスプレ。

でもキリスト教徒が多い

しかしその一方、同じく学生時代にオーストラリアに行ってた時(ワーホリより前)、24日の夜はちょっと怖いくらいに盛り上がるけど(野宿してて怖かった。警官にも「今夜は危ないなぁ」って言われた。)、25日は多くの店が休みになり街全体がしっとりと敬謙な空気に包まれてたのを思い出した(飲み明かしてグッタリしてただけかも)。
公園でTシャツ洗ってたら、薬物更正施設のおばちゃんがわざわざケーキを持ってきてくれたのも思い出した。「わしゃ中毒者じゃねー!そんなにやつれた顔してるんかい!(実際汚かったし、やつれてたと思う)」とは言わず、ありがたく頂きました。
そう考えるとやっぱりクリスチャンの割合は多いのかな。

世界的なざっくり分布的には
欧米豪=キリスト
中東=イスラム・ヒンドゥー
アジア=仏教
アフリカ=シャーマン系・精霊系

ってのが僕のイメージ。繰り返しますがイメージですよ。特にアフリカとか。

宗教が無くなったらどうなるんだろう

ちょっと関係ない話だけど、宗教が無くなることで得られるメリット(宗教間の争いが無くなる)とデメリット(一人ひとりの心の平和の拠りどころが無くなる)って、どっちが大きいのかな、と思う。実質無宗教の日本人特有の考えなんだろうな。いずれかの宗教にどっぷり浸かってる人に言わせたら「アホか」って言われるんでしょうね。

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