「排気量」から「CO2排出量」へ|車税制度

phpって便利だなぁ。フジカワです。

いいじゃんか

自動車税の税額基準が、現在の「排気量」から、1キロ当たりの走行に排出する「CO2排出量」に基準にするようなシステムに移行する方向で経済産業省が動いているそうです。
ヨーロッパではイギリスやフランス、ドイツなどがすでにこのシステムでの税制を導入しているそう。
この制度が始まると、日本国内では軽自動車の税制優遇がなくなるので、自動車メーカーが反発しているらしいけど、どう考えてもこれは地球環境に良い方向と言えるのではないだろうか?税制を考えて車の買い替えも進み、日本国内の消費拡大になる。さらにエコロジーに配慮した車輌を消費者が購入するようになり、メーカーサイドでもニーズに応える商品開発が進む。結果としてCO2の削減が一気に加速するのだから、誰にとっても良い方に進むのではないだろうか。いや、SUZUKIやDAIHATSUなんかの軽メーカーには超打撃か。

善意と良心には限界がある

どんなに啓蒙のCMを流そうとも、「金」という現実の前では限界がある。ゴミの量を減らすために自治体レベルでゴミ袋を有料化したり、スーパーのプラスチックバックを有料化することも同じ仕組みだ。ある一定以上のところからあと一歩先に進むためには「コスト」を発生させるのが一番響く。これは「善意と良心は効果がない」と言ってるのではなく、待ったなしの地球環境を救うために「スピード」が求められている今の状態では、やむを得ない選択だということ。

かく言う僕も

最近車を買ったのだけど、自分でも恐らくこれが最後の純ガソリン車だろうなぁと思っている。できるだけ長く乗ってあげたいし、そのつもりだけど、やっぱりCO2排出量に沿った税制システムになって、ガソリン車とハイブリット、もしくはプラグインの税金が大きく開いたら乗り換えると思う。地球も大切だけど、明日、一ヵ月後、十年後の自分の生活も大切。だからこそ、両方の車輪を上手く回しながら皆が幸せに未来に進むためにはどこかで「コスト」という触媒を通して、地球環境を「購入」しなければならないのだと思う。

コメントを残してみる

コメント