実験だったり、備忘録だったり、脳外ストレージ。

ここブルームはなかなかの田舎。
見るものはないし、遊ぶところもない。
ただし、一つだけ有名なものがある。
「月の階段」と呼ばれるものがそう。
詳しくはググッて欲しいのだけど、簡単に言うと、
「超遠浅の海があるこの地で、干潮+満月という条件が揃った時に見ることができる現象」。

月の光が海面に反射し、それがあたかも月へ続く階段のように見えるらしいのだけれど、
上の写真だとビョーンと一直線に伸びちゃってるのでいまいちです。
他の人はどうなんかと思って今、画像検索もしてみましたが、どれもなんとも。

でも結構人が集まるんですね、これが。
ツアー客や現地住民と思われる人、僕らみたいなこ汚いカッコしたワーホリメーカーまで。
ビーチ周辺にわんさかの人だかりで、お月さんが上ってきた瞬間はみんなして歓声ですよ。
たしかに実物は写真よりもずっと綺麗だったからね。
というか、沢山の大の大人がこんだけワクワクしながら何かを待って、実際に現れたときにキャーとか、ワーとか言ってるのが面白かった。なんか、不思議な一体感というか、ハッピーな感じというか、状況としてはライブでアーティストがステージに出てきた瞬間に近しいんだけど、ああいった熱狂的な興奮というよりは、心落ち着いて座禅組んでる感じ（したことないけど、雰囲気的に）。
笑いの壷は全く異なる欧米人も、美しいと思う自然の姿については共通なんだなー、と思った夜でした。