カメラバッグと個人情報

先週土曜日に病院に向かう途中の道でマンションモデルルームの立て看板を持って棒立ちしてる人(いわゆるサンドウィッチマン)を発見して「暖かくなってきたんだな」と実感したフジカワです、こんにちは。すると日曜日に病院行く時にも立っていました。そのときは雨が降っていました。すいませんがオチはありません。

お古のカメラバッグ

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以前在籍していた会社の引越しの際にゴミとして処分されそうなところを譲ってもらって使い続けてきたカメラバッグ。僕は約10年ほど使ったのですが、捨てられるという判断をされていただけあって、その時点でかなり年季の入ったものでした。とはいえ気になるのは表生地の色あせ程度。しっかりした作りのこのバッグは僕の手元にやってきてからも充分に大切な機材を守ってくれました。プレートには「ZENZA BRONICA」とあります。詳しくは分かりませんが、恐らく中判のブロニカ用ケースだったのでしょう。しかしここ最近はさすがに色あせも進行し、「新しいのほしいなー」と思っていたわけです。
とはいえ本職カメラマンでもない僕がバッグに数万も出せるかというとそこまででもなく、また、早急に購入しなければいけないほど事態が逼迫しているワケでもなかったので、ここ一年位の間、通りかかったリサイクルショップなんかを覗きつつ、緩やかに代わりとなるバッグを探していました。

で、購入

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そんな緩やかな探索のすえ、先日適切な大きさで適切な価格のバッグを見つけて購入。以前のものよりも一回り程大きくてゆとりができました。どのみちこのサイズになると持ち運びが大変になるので、今更すこしぐらい大きくなってもどのみち一緒です。
前のバッグでは三脚の収納場所に困っていたのですが、今回は蓋の部分が上手く収納できる作りになっているので実に助かります。
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深さも深くなったので、2段にして使う事もできそうです。
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ぱっと見はあまり大きさは変わりないようですが、機材を移したら意外にスカスカでした。

なんすかこの書類

で、実は本題はここから。しかもカメラバッグやカメラとは関係なし。
カメラバッグって小さなポケットがいろいろついてるんですよ。フィルムとか、レリーズとか、フィルターとか清掃用具とかバッテリーパックとか、予備のバッテリーとかムニャムニャな道具を入れておく小分けのポケットがあちこちに。
で、荷物を入替えようと思い、そんなポケットの一つに手を入れたところ、すでに何かが入っている様子。ん?と思って取り出してみるとなんと。
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左から
・イミグレ用の機内記載用書類
・携帯品の申告書
・未使用のエアチケ
・海外旅行保険の保険書類一式
しかも全て記入済み。
名前も性別も年齢も生年月日も住所も電話番号も職業も、挙句の果てに旅券番号まで全て手に入りました。あと足りないのはパスポート本体くらいなもんです。
ありえませんね。東南アジアに持っていくとそれなりのお金になりそうです。
模範囚の僕はすでにシュレッダーでバリバリとしてしまいましたが、これは本当に危険。
前の持ち主は事前にチェックしたのでしょうか?
リサイクルショップの店員は買取時と売る前にチェックしたのでしょうか?
なぜ僕のところまで無事にこの書類が届いたのか本当に不思議。
すでに書いたとおりポケットが沢山あるのはしょうがないけど、
それにしてもこの書類たるや。

というわけで

この時代、名前や年齢、メルアドくらいはもはやダダ漏れでもしょうがないといえばしょうがないと思っています。ですがここまでの情報はさすがにどうかと思うわけでございまして。
何かを捨てたり、譲ったりと、自分の管理下から離すときは今一度中身を確認しておくことをお勧めします。
酔った勢いで本人も覚えてないうちに隠したへそくりとか出てくるかもしれませんよ。

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