若い人も客になればいい|第46回衆議院議員総選挙

若者は政治家にとって客じゃない

なんかこんな事言いましたが、やっぱり今の政治家って相対的に若い人のことはあまり考えてないと思うんですよ。
だって「自分に票をくれるお客さん」じゃないんだもん。
投票しないし。
さらに輪をかけて若い人の人数が少ないでしょ、少子化とかなんとかで。
ヤバいじゃん。
ただでさえ母数が少ないんだから、できるだけ投票率上げないとボリュームがでない。
ボリュームでないから政治家の皆さんには魅力あるターゲット層にならない。
ターゲット層にならないから若い人が対象になるような政策が出てこない。
若い人達さらにやる気なくなって投票率低下。
ネガティブスパイラル突入。

ネットの選挙活動を阻害するのはベテラン議員の逃げ切りメンタリティー

インターネットによる選挙活動の是非がグズグズしてるのもその流れだと思うんですよね。
インターネットを使うのは若い層が多い。
その人達に向かって選挙活動するメリットって多くない。
だって票数が少ないからやってもリターンが少ないんだもん。
むしろ慣れない事して余計な事を書いて魚拓でも採られた日には目も当てられない。まるでmixiの犯罪告白大合戦のように。ただでさえ地方の応援演説や政治資金パーティーなんかのリップサービスがネットやマスコミを駆け巡って進退問題に発展しちゃう世の中なんだから、そりゃ出来るだけ「形に残る」ものは残したくないと思いますよ。「問題発言の前後の文脈がうにゃむにゃ…」みたいな言い訳すら出来なくなるわけですし。

ベテラン政治家の皆様におかれましては若い世代の政治家を何とか押さえ込みたい。
自分達が使いこなせない新しい選挙活動のしくみが導入されたらちょっと面倒、対応できない。
実際に地方自治体の選挙では本当に若い方が当選するような成功例もちらほらと出てきてる。
だからせめて自分が現役の間だけは既存の方法で押し通したいという逃げ切りメンタリティー。

まずはこちらから

逃げ切られるのは気分がよろしくない。
「あぁっ!もう逃げ切れないっ!逆に今を逃すと他所に若い人達層を取り込まれるっ!」
と政治家の皆様に思ってもらえるような状況を作るためにも、若い人も投票した方がいいんじゃないかなぁと思うわけです。

少なくともそのスタンスを見せ付けて、相手に「おっ、あいつらも客か?」と意識してもらわないといつまでたっても変わらないんですから。

相手を替えるにはまずは自分から変わりましょう。

清くても清くなくても一票

まぁ、こう言ってしまうと我ながら平凡だなと思うのだけど、5年後、10年後の自分達が快適に過ごせる日本にするには、今の自分の一票を大切に扱うのが手っ取り早いと思うんですよね。
あーだこーだと不満ばかりを言ってもしょうがない。不満はどうしたら解消されるのか、解消するにはどうすればよいか、自分の力だけでは解消できない場合は誰なら解消できるのか、その人が一刻も早くそれを解消するにはどうすれば良いか、そんな話です。

別に我田引水の意識で一票を投じても良いと思うんですよ。
僕だって育児関連の制度を充実させてくれるという政党があればそこに投票しますよ。
清くても清くなくても一票は一票。「捨てられる清き一票」よりも「投票箱に入る清くない一票」の方が価値があります。むしろ捨てちゃうのは郵便代と紙代、印刷代、それより何より自分の未来への投資機会を捨てるのと同義です。

なんかだらだらと続きそうなのでそろそろ終わろうかと思うんですが、
とりあえず今週末はみんなで一票入れに行きましょう。
それを継続すれば僕らも「彼らにとっての客」になれます。

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