山登り(裏テーマ:長澤まさみを見つけ出せ)

ライジングの感動のあまり忘れてたけど、

GW前半は山登りへ。

3年に一回くらいの割合で登ってる大雪山に今年も登る。

今回は地元の友人が札幌に来ており、それと一緒に。

毎回のことながら行く前は億劫でしょうがない。

そもそも山まで遠いし、

時期的にも道路が混雑してる可能性大だし。

っつーか疲れるし。

ネガティブ全開。

ただ、今回は「友人が来てるから」という理由を自分に持ち出して

重ーい腰をなんとか上げつつ出発。

でもほら見たことか、やっぱり道路込んでるじゃん!

12号を旭川方面に向けて走る道、長蛇の列。

まったく進まないもん。

家を出たのがちょいと遅かったため、

このままでは現地着いても登る時間がない可能性が急浮上。

不思議なもんでそう考えるととたんに悔しくなる自分←超厄介。

我慢しきれずに途中から高速に乗り快適ドライブを満喫し、

何とか現地到着。

天気は曇りで頂上がまったく見えないなか、登山開始。

同行の友人は初大雪ということで大分ナメて掛かってた模様。

登山開始30分ほで、

「大雪はやる、やるとは聞いてはいたが、ここまでやるとは思わなんだ」

とか連呼する始末。

いや、戦いはまだまだ続くから。

あまりの雲行きに5メートル先も見えないような状態で

黙々と無口のまま足を前に出すことだけに集中する。

ときおり不二家のミルキーを分け合いながら、

歯にくっつくのを舌ではがしつつ足を前に出すことだけに集中する。

いや、ホントに前が見えなさ過ぎて、

帰りにちゃんと正規ルートを降りてこれるか心配なくらいだったんだから。

二人ともペーパークライマーだし。

行く度に思い出すんだけど、あそこ、

6合目までと7合目までがすごくきついのよね。

おまけに7合目のサインを見逃して、6合目の次に確認したサインが8合目。

どうりですげーキツかった訳だ。

今のが1合分ならこの後もたねー、と思いつつ、

急に残り2合になったもんだから得した気分でテンションアップ。

この辺で相方(♂)と一緒にラピュタごっこをやり始め、

どちらがパスーをやるかひと悶着。

シータ役の女の子がいないので当然残りの一人はムスカ。

ムスカとパズーで手をつないで「パルス」と言ったらどうなるか議論。

「人がゴミのようだ」とは口が裂けても言えないまま

ひたすらに足を動かす。

後半は岩がごつごつし始めて、ゴールまじかの匂いがし始める。

途中写真を撮ろうと試みるもびっくりするほど前が見えずに、断念。

携帯で誰かに連絡しようにも圏外(電波表示は2本くらいあるんだけど、実際は不通)。

そんなこんなで息も絶え絶え、

歩いてると、急に視界が開ける。

「あ、山頂着いてるじゃん。」みたいな。

視界が悪かったせいもあって、いきなりゴール現る。

やっぱり今の季節でも山頂は寒い。

かいていた汗が一瞬で引いて、冷たくなり始める。

用意していたジャケットを着てしばらく山頂を満喫。

しかしながら何度も言うけど、視界最悪。

下界どころか目の前のサインさえも良く見えない訳です。

そんななかで無理やり登頂記念撮影をして下山開始。

早く降りないと山で一泊する羽目になるし。

そんな装備無いし。

下りは下りできついのよね、これがまた。

のぼりで張った太ももが踏ん張りきかずに、

ひざもガクガクで足が取られること十数回。

実は下りのほうがケガする人多いんじゃなかろうか、くらい。

登った後の帰り道的油断もありそうだし。

ご他聞にもれずしりもち付きまくりな僕。ズザーって。

「登山は下山するまでが登山です。」

という名文句をここに記します。

今思いつきで書いたんだけど、スゲー良い言葉じゃない、これ?

ま、誰かがもう言ってるんだろうけどさ。

「ライジングサンは家につくまでがライジングサンです」って

ウエス山本さんも昨日の朝言ってたし。

下山の途中で今さらながら若干雲の切れ間からの太陽と、

素敵な風景が顔をのぞかせ、

時折カメラを構えたりしつつゆっくりと下山。

そしていつもながらこのくらいの時間帯で、

「あぁ、やっぱり山はいいなぁ。来年も来よう」

って思い始める。

なんとか無事に下山後は

これまた北海道で一番高いとこにあるという(あ、大雪山は北海道最高峰ね)

十勝岳温泉に入り(見晴らし最高らしいのだが、あいにく夜すぎて真っ暗)、

富良野のマクドナルドのドライブスルーの店員のあまりのかわいさに

富良野に移住するかどうかの検討をしつつ帰宅。(これ見てたら連絡ください)

今回の教訓

・山頂ばっかりみててもダメ。足元をちゃんと見ながら一歩一歩。

・帰りの事も考えるて時間と体力を配分すること。下山までが登山。

・常に身体全体に意識を集中し、違和感があればすぐにケアを。

・下山後のストレッチを忘れない。

・長澤まさみは富良野にいた

以上

面白い、とかそんなんじゃないけども、オススメです。

ストレスとか煩悩とか吹っ飛びます。

一歩、また一歩と地に足着けながら前に進むことを再確認みたいな感じも。

「人間は、 土から離れては生きていけないのよ!」

ってナウシカも言ってたし。

素敵にオチたところで今年の登山は終了。

6個のコメントあるよ

  1. (´・ω・`)それはシータだ、小僧!<土から離れては生きていけない

  2. >ゆう@ACE

    うぐっ、恥ずかしすぎる間違い。

    調子にのってすいません。

    とダンナに伝えておいてください←なぜ?

  3. ううん、秘密にしておくよ……

    友達ポイントに響くかもしれないし・・・・・・!(笑

  4. >ゆう@ACE

    あぁ!!それは困るっ!!

    何卒内密に…。

  5. リトルコップ

    へぇ~

    ステーキなお休み過ごしてラピュタんですね。

    過疎化する通りの村をみて

    「また一つ村が死んだ」とかいってんじゃねーぞ!!

    お前に栗色七三のかつらかぶせたらそのまんまムスカだ。

    来年ドンキでかっていきます。

    それにしてもお世話になりましたね。

    ありがとうございました。

    そうそう、帰りのマック(札幌市内)でもまさみいましたよ。

    スル~スル~ドライブスル~でしたが。

    頑張れおれ。来年は黒岳でまさみとステディーな関係になります。

  6. >青春

    うるさい。俺はパズーだ。

    っつーか、おまえのまさみは車田まさみだ。

    またこい。

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