データ復旧のまとめ
無事に終わったデータ復旧のまとめをば。
■残念だったこと
1.結局有償
無償アプリでのトライがことごとく失敗に終わり、結局有償アプリを使っての復旧。
当然アプリの他にもデータ避難用のドライブその他ツールを用意する必要もあったため、
ポケットマネーの底が幼稚園着並に浅い僕個人の出費としてイタイ。
これが会社での出来事であれば、「以外に安くすんだね」と言える金額ではあるが。
サルベージ業者に依頼すると7桁ケースもあるらしいので。
2.復旧作業中にHDDケースが物理的に壊れた。
これは100パー僕の責任。
今回のトラブルの元凶を追究するために(ほんとにHDDの故障なのか、はたまたケースが悪いのか等)、複数のHDDと、複数のケースをあれこれつないで検証してたところ、
IDEコネクタが割れてとれちゃった。
こういう時に限って無駄な仕事増えるんだよなぁ、ホントに。
皆さんも気をつけましょう。
3.バックアップ用HDDケースが以外に見つからなかった。
HDD損傷の原因がHDDケースの電源周りの不安定さという可能性もなきにしもあらず。
なので現在のHDDケースは処分予定。
そのためバックアップ用及び今後のためにUSBとFireWireのマルチ接続HDDケースを探したのだが、以外に見つからずに市内を奔走する羽目に。
HDDインターフェイスがIDEからSATAに移行しつつある現在、今はeSATAとUSBのマルチが主流らしい。SATA+FireWireの組み合わせで使えるHDDケースは少ないので、必要な人は早めに入手しておくことをオススメ。
ポートの少ないノート派にはきつい。
4.HDDケース付属のケーブルが短すぎてイライラ。
なんとか希望のHDDケースを見つけたものの、ケーブルが短すぎて作業スペースがスパゲティ状態。これは短すぎる。デスク周りをすっきりさせるにはちょうど良いのだが。
5.バックアップ用に購入してきたHDDのピン曲がりにイライラ
一時的なものだし、と思って中古を用意したらやっぱりコレだもん。
なんとか刺さるには刺さるが、相当慎重にやらないとピンが折れそう。
おまけにメス側にも損傷が出そう。
データ復旧中というシチュエーションでのこういうストレスは通常の20割増。
6.今回の諸悪の根源であるHDDと購入したバックアップ用中古HDDについての対応をお願いしに購入店まで行かねばならない。(←これが一番めんどくさい、遠いし)。
■今回の教訓
1.HDDは新品に限る
なんだかんだ言って、HDDは新品に限る。補償もちゃんとしてくれるし、
何よりトラブルが少ない(ハズ)。HDDは消耗品であることを今回改めて再確認。
2.まめにバックアップを
当たり前と言えば当たり前なのだけど、ちゃんと実践できてる人はそう多くないはず。
定期的に別のHDDにバックアップとったり、案件ごとにDVD焼いたりする大切さ。
予算がゆるせばRAIDが一番いいんだけどね。ミラーリングだけでも。
3.障害がでてもあせらない
障害がでたらまずは冷静に。ヘタに障害HDDにアクセスしようとすると助かるものも助からない。
現状保存を第一に。
一度お風呂に入ってリラックスしながら、トラブルを他人事の様にとぉーくから現場を見つめなおしましょう。
まぁ、終わったからこんな暢気なこと言えるんだけどさ。
4.復旧への情熱とちゃんとした休息
情熱を失ったら終わりです。めんどくさ過ぎるのでモチベーションを高いレベルで保ちましょう。
ただし休息も大事。疲れてくるとうっかりミスが生じます。
うっかり上書きなんてした日には目も当てられません。
たまには休んで気持ちを落ち着けて、冷静さも併せ持ちましょう。
ふとしたきっかけでで新しい切り口が思いつくかも知れません。
5.街中で働きたい
昔はパソコン屋、電気屋にすこぶるアクセスの良い場所に働いてたのだけど、今は遠い。
当たり前のように昼休みや会社帰りに店に寄れてたありがたさが、今実感。
何事も失ってから気がつきます。
職場環境も、彼女も、彼氏も、友達も、そしてデータも。
今、身の回りにあるものに感謝して、右手に愛を、左手に平和を。
ラブアンドピース。
どんなまとめだ(笑)