世界を巻き込んだアメリカン・ブラック・ジョーク
ドイツの工業製品は結構知ってるけど、衣料ブランドは一切知らないフジカワです、こんにちは。
イタリアはエモーショナル、ドイツはロジカル。国民性とプロダクト製品って、スペックもデザインも大きく結びついてるよなぁ。
バウハウスの思想と校舎をみると、思いっきりドイツを体現してるのを感じます。
期待先行型の受賞?
唯一の核兵器使用国と唯一の核兵器被使用国が経済大国ワン・ツーを飾り、何故かそれ以来蜜月関係が続く。
日本国民はなんとお人好しなんだろうか。
かつてアメリカ人に
「あのタイミング核を使わないと本土決戦が本格化して、日本の国土全域において惨事となる懸念があった、それを防ぐために核というオプションを行使した」
という話を聞いたことがある。
本土全域で戦うか否か、それは我々が決めることなのでアメリカに心配してもらう事案ではない。
(ご先祖様方は恐らく全力で最後の最後までやっちゃう人たちだと容易に想像できちゃうところがイヤだが)
戦後長きに渡って放射能の後遺症に悩まされ続ける人たちがいることを考えると、「核を使った罪」は計り知れない。
そしてその歴史を継ぐ者がノーベル平和賞を受賞するとはこれいかに?
イグ・ノーベル賞なら話はわかるのだが。
せめて任期が終わってから、平和への貢献と世の中の声を加味した上で授与した方が良かったのではないかと思う。
もしくはこの受賞は、彼が任期中のアメリカに対してのプレッシャーを与えるための布石なのかも。それなら話は分かる。
ジョーク?
いずれにせよ国内の基幹産業の一つに軍事産業を置いている以上、
今回の発言で国内タカ派の圧力は相当なものになってくると予想できる。
国内外からの圧力に屈せずに、受賞に恥じない平和への道筋を付けて欲しい。
もしくは現職は誰でも良く、前任者への最高の皮肉としての受賞なのかも。
「誰が選ばれても、予定通り受賞」
「何を言っても予定通り受賞」
「どんな施策をしても予定通り受賞」、と。
だとしたらかなり良く出来てると思う。
世界を巻き込んだアメリカン・ブラック・ジョークだ。