実験だったり、備忘録だったり、脳外ストレージ。

まぁ、良くも悪くも兄弟といったところ。
一応名前は一部伏せにしておく。
何だか色々な縁が重なり、大分長い時間を共に過ごした。
うんざりするくらい寝食を共にした。
下手すると自分の家族よりも濃密なレベルだったと思う。
何せ、移動中は車で一緒、仕事も一緒、飯も一緒、寝るときはテントで隣の寝袋、
そんな生活が数ヶ月続いたのだから。

さすがに喧嘩もしたし。
唯一の心残りとしては、喧嘩した時に口論だけじゃなくて、
殴り合いまでしても良かったかも、ということかな。
さすれば、コイツについてもっと色んなことが理解できたんじゃないかと今では思う。
殴り合いの喧嘩ができる機会なんてそうそうあるものじゃないし（繁華街とか無しにしてね）、
その後、ちゃんと時間を重ねてさらに理解を深められる相手に出会える機会はもっと無いと思う。
コイツはそういった事ができそうな相手だったんだけど。
ね、どう思うよ、アントン。
あのシドニーの夜に、殴り合いしておけば良かったと思わん？
ドラマみたいにさ（笑）。

ま、今となってはそんなことできっこないし、
逆に今だからこんなことも言えてるんだろうけどね。

今は札幌と東京という距離があるのでなかなか会えないヤツだけど、
twiiterでつぶやきは読んでるのだ。
頑張れよ、アントン。

私信：アントンとJ君へ。
顔が出てて困ったちゃんの場合、連絡ください。
勝手に出してゴメンね。
J君、一応念のため、「おいアントン、お前の写真がワールドワイドに公開されてるぞ」と連絡してあげてください。