実験だったり、備忘録だったり、脳外ストレージ。

何度も言ってますが、オーストラリアはデカい。
その一方交通網の発達は遅れており、特に鉄道が弱い。
いや、あれだけ大きければ線路を引くのもタイヘンだからしょうがないか。

2～3年前に、”The Ghan（ザ・ガン：ラクダの意）”という鉄道がアデレードからダーウィンまで開通しましたが。僕がいた2003年頃は確かアデレードからアリススプリングスというエアーズロックに近い街までしか走っていませんでした。

そりゃあの広大な台地をくまなく線路を敷設するのは無理。というか合理的ではない。
じゃ、何が物流を担うかというとこのトラック。
僻地に住む人たちに物資を届けるべく、荷台を3列、4列とけん引して広大な荒野を爆走するわけです。これがまたデカい。
トラックも荷台も一つ一つが日本のそれとは比較にならないデカさ。それを数台連結させて走っちゃうんだからたまらない。で、付いた名前が、”Road Train”。名前に恥じない迫力です。

で、これを追い抜くのがまた怖い。
基本このロードトレインはそこそこのスピードで走っているのだけれど、極たまに荷物量か、荷物の種類（家畜等）ゆえか、ユックリ走ってることがある。
で、追い抜きをかけるのだけど、いつまでたっても先頭までたどり着かないのよ。だって長いから。おまけに僕の車はオンボロで、アクセルべた踏みでもホント走らないわけ。まぁ、唯一の救いは向こうの道路はずーーーーーっと直線が続いてるから、対向車が着たら遥かかなたでも発見できる。なので、その点は安心。でも対向車もかなりの速度で爆走してくるから油断できないんですけどね。

そんなこんなで道一つ走るだけでも新しい発見しまくりなオーストラリアなのでした。

※写真の”Rail Train”は”Road Train”の間違いです。ほんとアホ過ぎてスイマセン。