2009年2月2日15時52分、世界に色が増えました。

一昨日は外も薄暗い早朝から嫁に起こされて何かと思ったフジカワです。こんにちは。

何かというと

妊娠中の嫁の破水でした。予定では2週間以上後の予定だったので朝から軽くあたふたの僕を横目に、嫁の冷静な判断・指示と、タクシー屋、家族への電話で「母強し」を目の当たりに。

病院到着

病院ついてすぐに診察をしてもらったところ、破水しているのでやはり今日中には出産をしたほうが良いだろうとの判断。ただ、生む側の身体的準備が整うまでは若干時間が掛かるだろうとのことで、午前中に嫁の母が病院に到着した時点で僕は出社。

以外に普通に働く

そわそわして仕事にならんだろ、とか言われたりしましたが、以外に普通に働く。ちょっと忙しかったことも良い方向に働いたのかも。お昼に電話したときには「今は落ち着いててご飯食べてる」とか言われて、普通に安心してた。

午後2時過ぎから展開はやー

午後を若干過ぎたくらいに急に連絡の頻度が上がる。
「そろそろかもよー」
「そろそろ会社出る用意してもいいころかなー(立会い出産なので)」
「うはー、早く来たほうがいいねー」
「分娩室に直行してー」
(上記全て短いスパンで嫁の母から連絡)
って、展開はやー!!

病院へ

で、ちょっと話が横にそれるんだけど、ちょうど今日は購入した車の納車日だったのですよ。
午前中に書類の手続きなんかも全部終わらせてくれてて、鍵ももらって納車完了!!
で、そんな納品ホヤホヤの車で病院へー。もちろん部署管理者には「生まれそうなので今日は帰ります、と」。
車の後部座席にはタイヤ4本とかワイパーとか、ナットとか、その他もろもろ詰め放題で退社。

到着。そして出産

病院ついたら嫁がすでに出産の真っ只中。いやー、すごかった。朝に感じた「母強し」はまだまだ序の口だった。もっと強かった。っていうか強いとか、そういうベクトルで測るものではないね、アレは。
無事に出産終わって、へその緒を切らせてもらいました。以外に切り応えがありましたー。

感動した

とにかく感動しました。理由はないのです。
「嫁が頑張ってた」
「家族が増えた」
等々、探せば言葉になる理由はありますが、それは感動した理由のほんのちょっとの部分であって、とにかく言葉では表現できないものがそこにはありました(そういうのを何かしらの形で表現するのが僕の仕事なのですが…)。生命が誕生する、というのはそういうことなのでしょう、きっと。逆に、僕の家族じゃなくても、例えば牛の出産、ペンギンの孵化、そういった別の命の誕生であっても同じ時間を共有していれば同じ感動がそこにはあると思います。畜産農家の皆さんなんかは毎回毎回飽きることなく感動してるんじゃないかなぁ。

世界に色が増えました

ということで、世界を彩る新しい色が一つ、地球というパレットの上に乗っかりました。
・何かの色と一緒に使うととても良い効果を生む色
・単色で使ってもパキっと映える色
・たまーにしか使わないけど、無いと困っちゃう色
・バンバン使われて、そのうち大きいサイズで買われるような色
どんな色でもいいよ。
どんな色でも必ず活きる使い方ってのはあるんだ。
どんな色でも必ず必要なシチュエーションってのはあるんだ。
頑張って自分の色を見つけて欲しい、とただただ思う。

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