ワーホリメーカーは世界を救う|ワーホリログ57

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スイカ畑とトラクター。
コンベアー的なものの仕組みはおいおいわかります。

ワーホリメーカーと宿の主人と農場経営者

ワーホリメーカー達は現地でお金を稼ぐ手段を探しています。
巨大な畑で大量に農作物を栽培する農場経営者は、労働者を探しています。
両者のニーズが合致しますね。
というわけで多くのワーホリメーカー達はオーストラリアの各地で、
季節の野菜や果物を収穫するお仕事(ピッキング)に従事します。

田舎街に到着してワーホリメーカーが最初にするのは宿の確保。
そして宿の主人は土地の農場とパイプを持っているので、
「何か仕事ある?」
と聞くと経営者に連絡を取ってくれます。
空きがあれば仕事を斡旋してくれます。
よくできた仕組みです。

僕らが頼りの農場経営者

農場経営者は完全にワーホリメーカーを当てにしています。
広大な畑の収穫をしなければならないのだけれども、
・収穫時期は限られているので通年の正規雇用社員は雇えない
・生産調整や天候に左右される仕事なので、コントロールが容易な労働者が必要
・単純労働なので高い賃金は払えない
からです。つまりは都合の良い期間従業員ですね。
そんなニーズにぴったり合致するのが僕らワーホリメーカーな訳。
彼らは僕らワーホリメーカーが入れ替わり立ち代りで彼らの土地に都合よく毎年訪れると考えています。
そしてここ何十年かは実際その通りになっており、それを前提に生産及び経営計画を立てています。
僕らがいないと農場経営が成り立たないわけですね。

僕らが支える世界経済

もし国際的な問題からワーホリビザの発給に問題が生じたり、
ワーホリメーカー達が何かしらの理由でこういった農業経営をしている田舎街を訪れない状況が発生すると、
主力となる労働者を失った農場では農作物の収穫に問題が生じます。
そうなると、
・オーストラリア全体が食糧危機に陥り、食料を奪い合う暴動が各地で発生します。治安の悪化です。
・ただでさえ肉ばかり食ってるオージー達の肉食化が加速し、健康問題→国民保険増大→財政圧迫に繋がります。
・農業が重要産業の一つである彼らにとっては、産業へのダメージも計り知れません(総輸出額の10%前後は農作物が占める)。
・農作物にはサトウキビ、とうもろこし、小麦、大麦などが多く、先物を中心とする市場経済への影響も甚大です。
・バイオ燃料の原料としても重要な穀物類なので、エネルギー産業への影響も必至。
オーストラリア国内にとどまらず、世界的な問題に発展します。

結論:

僕らワーホリメーカーがいないとオーストラリア、しいては世界中がリーマンショック以上の混乱の渦に巻き込まれる。

ということが言えます。
えー、途中からでまかせです。

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