実験だったり、備忘録だったり、脳外ストレージ。

札幌-函館間はなんだかんだで中山峠経由が早いですね、フジカワです、こんにちは。
小樽経由で行ったら2時間長く掛かりました。いや、天候とか、途中でヒッチハイクしてる人拾ったりしてたのもありますが。はい、以上北海道情報。

結婚式の写真を友人に送りたい

先日地元の友人の結婚式に行き、写真を撮ってきました。
で、その友人が「写真くれ」と言ってきました。
さぁどうする。
メール添付には重すぎる。
メディアで送るのはめんどくさい。
というわけで楽な方法を探してみました。

種類はいろいろ

一般的にこういう場合は「ファイル転送サービス」がよく使われます。
無料大容量ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」
容量無制限の無料オンラインストレージ firestorage
簡単無料大容量ファイル転送サービス「GigaFile（ギガファイル）便」
ぱっと調べたらこんな感じのサービスが出てきました。割と簡単そうに使えそうです。
でもちょっと待って。
送りたい写真はすでに「ネットワークストレージ」のDropboxに入ってる。
いわゆるクラウドだ。僕のPCではなく、世界のどこかにあるサーバーに保存されているのだ。
だったらそこから直接渡した方が簡単じゃないか。

Dropboxのファイル共有は双方がDropboxのユーザーじゃなきゃダメ

最初に考えたのはDropbox上の写真を入れたフォルダを相手と共有する方法。
でもこれだと相手もDropboxを使ってないとNG。場合によってはそうじゃないケースもある。
おじいちゃんとか無理。
というわけで、ファイルを送る相手がDropboxのユーザーであればいいけど、「相手を選ぶ」というのは長く使っていくには厳しい条件です。
モットーは「みんなにやさしく」。

Dropboxの非ユーザーに渡すには「共有リンク」という方法もある

で、今回気が付いたんだけど、Dropboxには実はもう一つデータを相手に送る方法があるんですね。
2010年に追加された機能らしく、僕がDropboxを使い始めた頃には無かった機能。今回の件でそれに気が付きました。それは「共有リンク」という機能で、Dropboxを使ってる使ってないに関わらず、Dropbox上のファイルにアクセスするURLを相手にお知らせし、直接ファイルをダウンロードしてもらえる機能。つまりは先ほど書いた「ファイル転送サービス」と同じような機能です。やった。これは簡単。これにしよう。

というわけでその方法

1.Dropboxにアクセスしてログイン

何はともあれDropboxにログインしておくところから話は始まります。

2.アドレスバーに”https://www.dropbox.com/enable_shmodel”と入力

次にアドレスバーに”https://www.dropbox.com/enable_shmodel”（”は除いてね）と入力してEnterキーをポチっとな。
するとDropbox画面の上部に、こんな表示がでます。

デフォルトでは無効になっている今回の機能が、これで有効になります。

3.相手に渡したいファイルのURLを用意しましょう。

それでは次に、相手に渡したいファイルのURLを用意します。
Dropboxのファイルリスト画面で、渡したいファイルを右クリック（ファイル右端の▼をクリックでもOK）して、下にペロリと出てくるメニューの中にある「共有リンクを入手」をクリックしましょう。

4.表示されるURLを相手にお知らせしましょう。

表示される画面上部にURLが表示されます。それをメールなどの方法で相手にお知らせして完了です。
相手がこのURLにアクセスすると、これと同じ画面が表示され、「xxxxxxxのダウンロード」というところからファイルをダウンロードできる仕組みです。
ちなみにもっと沢山の人に公開したい場合は、URL横のボタンからtwitterやFacebookでURLを直接公開することもできます。

簡単ですね

Dropboxに入っているファイルは上記の方法でDropboxをお使いではない方にもファイルを送ることができます。
ファイル転送サービスと異なり、保存期間やファイル容量の制限も気にしなくて良いのも利点です。
これを機会にDropboxを使い始めるのも良いかもしれません。
こちらからDropboxのアカウントを作れば、僕とあなたに通常の無料5GB分の他に250MBのおまけ容量も付きますので良ければ是非。
Dropboxを使ってみる