実験だったり、備忘録だったり、脳外ストレージ。

はい。前のエントリーからの続きです。
それではプラグインについてご説明していきます。
その前に、ティハヤさん、ティッピさん、Miyoshiさん、ひでとさん、壱さん、ありがとうございまいた。
このプラグインが世にでるのは皆さんのおかげです。

1.ダウンロード

まずはダウンロード
そして解凍。

2.表示したくないカテゴリーを指定

ほんとは/wp-content/pluginsディレクトリにアップした後に管理画面上から操作できるようにしたいんだけど、僕の技術的に難しい。なので、ファイルを直接編集していきます。
解凍したフォルダ内にあるget_calendar_specific.phpを編集します。
83行目、95行目、156行目、182行目の

WHERE tt.term_id IN ('表示させないカテゴリID')

に、表示させないカテゴリIDを入れてください。
複数ある場合は「,」で連結して書けばOK。
例）表示したくないカテゴリのIDが「2」と「7」の場合

WHERE tt.term_id IN ('2' , '7')

となります。
編集するのは4箇所あるので間違えないように気をつけてね。

3.ファイルをアップロードして有効化

/wp-content/plugins ディレクトリにファイルをアップロードして、管理画面からプラグインを有効化。
プラグイン名：Specific Calendar

4.カレンダーを表示させるための関数をテンプレートに記述

通常のテンプレートの多くはカレンダーを表記するべき部分に、

<?php get_calendar(); ?>

と入ってるはず。それを下記のように変更。

<?php get_calendar_specific(); ?>

これでOK。あとはこのテンプレートファイルも忘れずにアップロード。
お使いのブログで、指定したカテゴリーはカレンダーに表示されていない事を確認してください。

5.いくつか留意事項

通常カレンダーとの同時利用について

どうやら通常のカレンダーとこのSpecific Calendarを両方表示させようとすると、
Specific Calendarにも全てのエントリーが表示されてしまうようです。
おそらく通常のカレンダーがDBからもってきたデータをSpecific Calendarでも表示してしまう模様。

エントリー本文、月別アーカイブ等について

前のエントリでも簡単に述べましたが、このプラグインが反映されるのはカレンダーのみです。
本文やアーカイブ等も一緒に非表示になるとベストなのですが、今は実現できていません。
その辺は
Advanced Category Excluder（英語サイト）
と、
Archives for a category（英語サイト）
が手伝ってくれるハズ。

バージョンについて

現状（09年5月29日）では0.7としています。いつか続きの作業が出来るようになったら、
0.8x / 管理画面から非表示カテゴリーの管理ができるようになる
0.9x / 本文やその他のアーカイブも一緒に非表示にできるようになる
1.x /　細かいバグをできるだけ取り除いていっぱしになる
みたいなロードマップです。
先が長げー。気長に待てる方は待っててください。

ライセンスについて

もちろんGPL ライセンスです。自由にカスタマイズしてお使いください。
そしてどんどん便利にして公開して、世の中で必要としている方に提供してあげてください。

まとめ、というか感想

重ねてになりますが、今回は世に聞く「集合知」というのをまさに目の当たりにしました。感動です。私の技量の問題で使い勝手が決して良くないプラグインとなりましたが、
技量と時間を割ける方、どんどんこれをベースに（なれば）ブラッシュアップして、もっともっと便利なプラグインにしていただければ幸いです。