カイロプラクティックは占い師。

昨日、FNS歌謡祭に出演していたアラジンをみてたら、
今年のライジングサンロックフェスで大雨の中ゲートオープンを待ってる時の事を思い出し、
ちょっとイラッとしたフジカワです。こんにちわ。

先々週くらいに背中を痛めて(詳しくは背中が痛てぇ)、
その後、人のすすめで、カイロプラクティックに行ってみました。
いわゆる整骨院?接骨院?違いがよくわかりませんが。
生まれて初めていきました。東洋医学。

院内には木製の土台に黒いレザーを打ち込んだどシンプルなベッド的なものが二つ。
それだけ。
院長的な人「はーい、今日はどうしましたか?」
僕「あー、ちょっと背中が痛くって…」
院長的な人「あっ、はいっ、わかりました。んじゃとりあえずそこにうつぶせで寝てみてー」
僕「あ、はい」
院長的な人「じゃぁ、ちょっと上から様子みますねー」
グッ、
グッグッ、
あー、なるほどー、
グッ、グッグッグッ、
ふんふん、
グッ、グッグッグッーーー
僕「痛いっ、いたたたっ!」
院長的な人「あー、ここもかー、なるほど、ふんふん」
こんな感じ、続くこと10分。

院長的な人「だいたいわかりました」

彼曰く分かったこと。
・最近胸部に何かしらの強い衝撃を受けた経歴がある。
・心臓が弱い
・血圧が低い
・幼少時代にでん部に強い衝撃を受けた経歴がある。
・耳鳴りや難聴など、聴覚に関する問題を抱えている。
・座っているとだんだん姿勢が悪くなる。
・ロクに運動していない。
その他色々指摘されたけど、忘れた。

んで、以下自覚症状と過去の記憶から導きだしての採点。
指摘その1:ここ何年かの間に胸部に何かしらの強い衝撃を受けた経歴がある。
→胸部に強い衝撃といっても、失恋とか、感動とかエモな話ではなく、物理的ダメージの話。
去年、酔っ払った友人に左胸に掌底を食らい、そのまま壁に押し付けられた。肋骨にヒビがはいりました。正解。

指摘その2:心臓が弱い
→自覚症状はなし。ただし、他人と比較できるものではないし、何をもって「弱い」と判断するかの基準を持ち合わせてないので、△。普通に運動はできるし、むしろちょっとだけ(本当にちょっとだけですよ)、同年代平均値よりは体は動くほうだと思う。

指摘その3:血圧が低い
→低い。朝めっさ弱い(ただし仕事に遅刻はしません)。正解。ただし、ただ眠いだけ、という話も(笑)。

指摘その4:幼少時代にでん部に強い衝撃を受けた経歴がある。
→小学校のころ、ソリでジャンプ台に突入。ケツから着地してしばらく呼吸不可状態(体感では1分近く)になったことがある。
いまだに自分の中では「死ぬかと思ったランキングトップ3」くらいには居座るほどの体験。というわけで正解。

指摘その5:耳鳴りや難聴など、聴覚に関する問題を抱えている。
→最近人の話が良く聞こえないなぁ、なんて思ってたところ。仕事で良く話をする人の声が小さいのではなく、
もしかしたら僕の聴力が落ちてるのかも。でも健康診断では問題はないんだけどなぁ。なので△。

指摘その6:座っているとだんだん姿勢が悪くなる。
まぁ、誰でも当てはまりそうだけど、最初の姿勢から、崩れていく様、背中から腰のあたりでどの辺を支点にする傾向があるのかをばっちり当てられたので、正解。

指摘その7:ロクに運動していない。
はい、正解。まぁ、あんたこれ、みんなに言ってるでしょ。

というわけで、大体正解もしくは当たらずも遠からず。
スゲー!
東洋医学スゲー!

いわく、人間は
過去のケガ後の体のゆがみと
その上に積み重なった長きに渡る生活習慣で、
骨の状態が個々によって大きく異なる、との事。

例えば僕のでん部に関しては、
大きな衝撃がなければ発生しないほど、背骨の終点(おしりのとこ)が内側に曲がっているそうな。
若いときの骨はまだ柔らかく、そのときにできた骨のクセがそのまま残り、今に至る、と。

そんな感じで体の各パーツごとにへんなクセがついており、
それを放置するとクセがクセを呼び、(ゆがんだ)パーツごとのバランスをとるために、
さらに体全体の骨格バランスにゆがみが生じる。
そして骨格バランスにゆがみが生じると、内臓にもおかしな外圧的負担がかかり、機能が低下する。
それが長期に渡り継続されることで、内科的な疾患に繋がる、と申されておりました。

もはやそこまで言われると、前の占い氏的な僕の過去当てゲーム評価も加わり、
信じるしかないわけですよ、あなた。
だって、こっちには反論するためのカードは一切無いわけですから。

んで、先生に対する信頼(というか、畏怖)がいっきにマックスに到達したところで整体開始。
先生には首を、アシスタントさんに足を持たれ、
グッ、グッグッーーーー、(フンッ)!ポキッ!!
はい、もう一回。
グッ、グッグッーーーー、(フンッ)!パキッ!!
じゃぁ、次は手を頭の上に組んでー。
はい、いくよー。
(せーのー)フンッ!ボキャッ!!

以下延々とあんな格好やこんな格好であちこち引っ張ったり、振り回したり、ねじったりしながらバッキバキ。
あんなに体が音を奏でるとは思いませんでした。
部屋自体は寒めで、運転してくれた嫁は待ってる間、ずっとコート着てたにもかかわらず、
僕にいたっては終わったらちょっと汗かいてましたもん。
もしかしたら冷や汗かも、ですが。

ただ、終わってみてひとつ言えることは「気持ちいい」。
アレだけ全身鳴らされると、体のゆがみが取れたような気になるのは確かです。
特に僕の場合、足首の稼動範囲が劇的に広く、かつスムーズになったのがわかりました。

痛い部分に対しての局部的な治療を施す西洋医学と違い、
体の芯から病気になりにくい状態を作り出す東洋医学。
漢方なんかも基本的に同じですよね。

まぁ、外科に関してはさすがに西洋医学的アプローチが向いてるのかもしれませんが、
整形外科や内科、神経系などの疾患に関しては、整骨、漢方、針などの
東洋医学的アプローチが向いていることもあるのではないかなぁ、とちょっと感じました。

「別にどこも痛くないもん」と思ったあなた。
逆に今だからこそ行ってみる価値がありますよ。
痛みのないうちに、一回行ってバランス整えるとそれが持続するかもしれませんよ。
健康なうちに健康を維持する対策をとることです。
失ってからでは遅いですよね。
まぁ、僕を含めて、健康であるうちは当たり前の健康のありがたさがわからないでしょうけども。
あとはまぁ、ネタになります(笑)。

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