行政広告について|ワーホリログ番外編02

オーストラリアはNew South Wares(シドニーがある州)の警察が出してたポスター。
「ヘッドホンを付けてる時は車に注意」と注意喚起するもの。

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一時期ありましたね、音量大きすぎて車に気がつかない交通事故。
多分その辺の問題が紛糾した時にでたポスターだと思われます。

ある意味、いつまでもなくならない類の事故だと思うので、いつまでも廃れないアイデアですね。
iPodだけ常に新しいものに差し替えておけば今後数年も使えそう。
役所関係についてもオーストラリアでは
クオリティーの高い注意喚起の看板を見かける機会は多かった気がします。
その中でお気に入りだったのが、道路に設置してある看板で

「High Speed,Low IQ」
(IQ低いヤツほどスピード出すのよ)

ってのです(写真撮ってなくて超後悔)。
これがすごく気に入ってた。4つの単語でキレのある内容。
「ダメよ」って言ってるわけではなく、自発的なスピードダウンを促す効果抜群です。
「暴走族」を「珍走団」って呼ぼうとしてるアプローチとちょっと似てる。

日本の行政も、
知らない若手アイドルのバストアップ写真+「ダメ、ゼッタイ!」
とかはもう止めて、ユーモアとアイデアで勝負できるような行政広告を作ってもらいたいもんだ。

NSWはあまり好きじゃない

ちなみに僕はNSWの警察とちょっとした因縁がありまして、
ずーっと旅してきた「クイーンズランド州」、「ノーザンテリトリー」、「西オーストラリア州」、「南オーストラリア州」、「ビクトリア州」の全てで何も言われなかった車の仕様(キャンピングカーを引っ張るための後ろバンパーについてる突起)
にイチャモンを付けられて、罰金の切符を切られてしまいました。
「他の州ではそんなこと言われなかったのになんでじゃい」!
と、散々説明したのだけれど、
「そこはそこ、うちはうちだっ!」
と、うちの母みたいなことを言い、頑として許してくれませんでした。
挙句、人の車を物色し始めていちいち持ち物に「なんだ、これは?」を連発。
アホみたいに熱い夏のハイウェイで拷問のように職質を続けられたいやぁな思い出があります。
毎日ハンバーガー食ってるようなでっぷりお腹の白人警官でした。
色々と親切にしてくれた警官もいますが、そうではない警官もいるのはどこの国でも一緒なんだな、
とちょっぴりブルーになった日のことをちょっと思い出してます。
そんなわけで他には沢山のいい思い出があるこの州だけど、この一件のせいで、街としてはあまり好きではないニューサウスウエールズなのでした。

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