遅くなったけど一応まとめ|RSR 2010
一日目
例年より早く出発
「同行者の寝坊」が毎年の恒例となっているが、今年はしっかりと時間通りに集合→出発。8時。
例年のように道を間違える
なぜか新港手前の橋で毎年道を間違える。ナビのせいか、ドライバーのせいか。これも恒例。
ゲート付近で荷降ろし
駐車場から荷物ごと移動はしんどいので、ゲート付近でドライバー以外の人と荷物を落としてドライバーだけが駐車場へ。
荷造り、移動、ゲート待ち
急いで降ろした荷物をパッキング。リュックとキャリア2つに。そろそろもうちょっと良いキャリーが欲しいかも。
ゲートイン待ち
開場、ゲートイン待ち。ゲートが近づくにつれて足元のぬかるみが悪化。直前には巨大な池が出現。キャリー引っ張り組みやスニーカー組みが進むのをためらう中、長靴装備の僕はどスルー。並んでる人が誰もいないゲートから一瞬で入場。同行者の一人がこの待ち時間でキレるのが恒例だったのだけど、今年はその奥さんのボール捌きが功を奏してキレることなく入場に成功。
テント設営
今年はシマフクロウ。会場内も地面のぬかるみがあり、割り当て場所までの移動に一苦労。ただ、他のテントサイトに比べるとかなりマシなほうだったと思う。アース側なんて湿地帯みたいになってたし。ま、それもRSR。
テント設営は一瞬。参加メンバーも相当手馴れており、ヒョヒョイと完了。昔のあたふたぶりが懐かしい。
となりの関西弁カップルがなかなか設営にてこずっており、ラブアンドピース精神でお手伝いしようと思ったけど、あまりに互いに罵り合ってるため、中止。
周辺探索
軽く休んだ後、物販やお店、水場の下見に出発。衝撃的に足元がぬかるむ。みんなの通路になっているところは場所によってはパルプのようなものを敷き詰めることで対応していただけど、アース側のテントスペースの一部なんで完全に水溜り。あまりに酷いところにかんしえては、代替の場所を用意していたようです。物販についてはアーティストピンバッチを一個購入。出てきたのはE.YAZAWA。一昨年タオルを購入しましたが、現在は我が家のキッチンにて活用されております。
テントで準備
テントに戻りビールを補充。例年ながら普段あまりお酒を飲まないメンバーがここぞとばかりにがぶ飲み。その後出発
チャットモンチー@アース
同行者達が行くというので同行。一瞬見たけど興味が持てずに離脱。とりあえずテントに戻ってサンステのdustbox聴きながらビール。
LOVE PHYCHEDELOCO@レッドスター
CDと一緒な感じ。うまいなー。かっこいいなー。でもなんだかMC慣れはしてないのかも。一曲終わるたびに言う、やけに発音のよい「Thank you!」が耳に残り、DJ OZMAの「ナーナーナナナー」みたいな踊りが目に焼きついている。
マキシマムザホルモン@アース
完全にアース定員オーバー。入場制限。外では狂ったように踊るご一行。テントの柱に登ってSPに降ろされる人。僕はラブサイケ終わりで行ったから半分くらいしかみれなかったけど、相当にキてた様子。去年?メンバー体調不良でドタキャンになったから、その鬱憤晴らしもあったのかも。マキシマム好きは本当に幸せそうだなぁ、と思った。
the pillows@アース
あんた達、お盆の帰省のように毎年来るね、と言わざるを得ないpillows。同行者がpillows狂いのため、年々僕も感染しつつあり。CDはほとんど聴いたことないのに、なぜか知っている曲が多い。来年までにもっと聴いておこう。なんというか、フランクでいいよね。
夕食
アースから買い物経由でテントへ。夕食を摂取しながらくつろぐ。年々テントでくつろぐ時間が長くなっているのは気のせいじゃない。
スチャダラ@サン
テントではスチャダラをBGMにしてたんだけど、永積タカシをゲストボーカルにブギーバックが始まったのでステージへとダッシュ。支流の通路から本流に合流するに従って、段々人も増加。みんな気になる様子。タカシ君の優しい声いいよねー、とかなんとか。その後、ピエール瀧や卓球もゲスト参加。そしてMCの面白さ。ステージ捌きやゲストの面子に、長くやっている人達の力を素直に感じた。
就寝
いや、寝てはいなかったはずだけど、その後のアーティストを観た記憶がない。酒を呑みつつ話でもしていたんだろう、恐らく。
2日目
E.YAZAWA@サン
テントでダラダラしながらBGMに。しかし暑かったな、この時間。というか朝から。テントの中が暑すぎて「ブハァッ!」って起床。何か矢沢さん、30分位で終わりました?始まったと思ったらすぐ終わった気がするんですけど。
エレファントカシマシ@サン
相変わらず宮本さん暑苦しい。口癖は「エブィバディ」。”風に吹かれて”で泣きそうになった。
山下 達郎@サン
今年の僕のメイン。”蒼氓”は聴けなかったけど、セトリのどれもが素敵でした。まるでお歳を感じさせないパフォーマンスとユーモア。そしていつのまにかバックコーラスに混ざりこんでた奥様も素敵。CDの作りや楽曲からはオタクっぽい印象を受けてたけど、アウトプットはとびきりのエンターティナー。オタクではなく「こだわり」。大胆なパフォーマンスのベースとなる繊細さと丁寧さなのでした。「これはライブに行ってみたい」「この流れで小田和正も来てくれないかな」という二つが終わってからの感想。また来て欲しい。
オリジナル・ラブ@レッドスター
ファンキーなのも好きだけど、僕が好きな彼らはのんびりリラックス。でも彼らの本質はグルービーなんでしょうね。何言ってるか良く分かりませんが、気がついたら草むらの上で寝てました。気持ちよすぎ。
UA@レッドスター
そのまま引き続きUA。でもやっぱり草むらで爆睡。たぶん半分も聴けてないんじゃないかなー。でもビール自重とか無理だからね。
THE BLUE HERB@レッドスター
なんかこの後書くのがものすごくためらわれる位草むらで爆睡しててごめんなさい。だって気持ち良かったんだもーん。
EGO-WRAPPIN’ AND THE GOSSIP OF JAXX@レッドスター
あ、いや、ちょっ、ちょっとは起きてたよ。ちょっとは…。
翌朝撤収&反省会
朝もサクッと撤収。荷物回収は交差点第一駐車場方面が吉。駐車場付きキャンプサイト側はNG。最後は恒例のガストで朝食を取って帰宅。
まとめ
もう何度も来ていると、アーティストだったり、パフォーマンスには興奮するけど、「RSRである」という事実だけでは興奮しなくなってきた。そういう意味では、「意味もなく興奮できなくなってきた」という寂しさはある。
でも逆に、「落ち着いて」「のんびりと」楽しめるようにもなってきた。無駄に騒ぐことなく、「呑みたかったら呑んで」「歌聴いてても気持ちよくなったら寝る」という感じ。偶然見かければ新しい人達のパフォーマンスも観るけど、無理して盛り上がったりはしない。いわゆる「まったり」という感じかな。
でも今はまだ中途半端。根が欲張りなので「出来るだけ観たい」という面は否めない。今年2日目の山下達郎以降の時間の過ごし方を後悔してるようだとまだまだ甘いな、自分。
後5年したらかなり良い感じになると思う。「大人の余裕」への道のりは険しい。
なんつーか、今年のRSRの印象は難波章浩にもっていかれました。