実験だったり、備忘録だったり、脳外ストレージ。

雪の降り始めは太ももが筋肉痛になるフジカワです、こんにちは。理由は歩き方が変わるから。
雪国の人間は冬になって路面が滑り始めると「普通の歩き方」から「滑らない歩き方」にモードを切り替えます。で、歩き方が変わると使う筋肉が変わります。
すると、夏の間は寝ていた筋肉が呼び起こされて、しばらくの間は筋肉痛が続くんです。
僕にとって「あぁ、冬が来たな」と思う瞬間の一つです。

はやりの電気ひざ掛けを買った

ネットで話題の電気ひざ掛けを購入しました。

購入理由3つ

1.節電

ひざかけの利用場所は自分の部屋。基本はリビングにいるので、部屋にいる時間はせいぜい1~2時間程度。その間のためだけにストーブで部屋全体を暖めるのはもったいないですよね。
部屋で使ってる蓄熱ファンヒーターの消費電力が約2,000Wなのに対し、ひざ掛けはわずか55W。部屋にいるのは自分だけなので、自分だけ温かければ良いのです。
本棚やクローゼットまで温めてあげる必要はありません。

2.眠気防止

部屋全体が暖かいと眠くなります。特に暖気は上にいくので、頭はボーっとするにも関わらず足はあいかわらず寒いとかなんの修行かと。
ひざ掛けだと腰から下はヌクヌクしつつも頭はシャキッと維持できるので、必要な集中力を保てます。これから受験シーズンに突入するお子さまにもぴったり。

3.丸洗いできる

膝に掛けてデスクに向かったら、間食したり、飲み物飲むじゃないですか。そしたらこぼすじゃないですか。ポロポロと、ポタポタと。でも大丈夫。洗えます。水洗いできます。汚くなったら洗えばよいのです。というワケで心配せずに間食できます。お気に入りの服にシミが付く心配が無くなります。ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ。

到着から開封

というわけで到着したので開けてみます。

ずいぶんとクラシックなパッケージ。子供の頃に実家で使ってた水枕を思い出します。

緑のタータンチェックが大好物なんですが、無かったので赤にしました。

袋から出したらこんな感じ。

スイッチもなかなか無骨でいいね。シンプルなのが一番壊れにくい。

電源と毛布の接続部分。毛布を水洗いする時はここを外します。

外したところ。

バサッと広げてみたところ。結構な大きさです。

普段使ってるイスに掛けてみます。十分ですね。イスと毛布の間に僕が入る感じ。

使ってみた

あったかい。
思ったよりも大きいので、腰より少し上くらいまでならスッポリ。
数分すればヌクヌクしてきます。
必要に応じて掛ける位置なんかもサッと調整できるので、のぼせる心配はありません。
家に帰りたてで部屋が寒い時なんかも、ストーブで部屋全体が温まるまではコレにくるまってスマホでメールチェックしてればOK。

気になる電気代

で、電気ひざ掛けはランニングコストが安いと評判なので、早速調べてみましょう。
今年の春に購入したワットモニターを使って調べます。
（参照：スグラボ » 電気使用量を調べてみよう｜ワットモニター）
温度を”強”に設定してとりあえず1時間の計測。

ほんとですか？
1時間点けて0.63円。1円いきませんでした。
1日2時間使うとして1.26円、1ヶ月で40円しませんね。
比較対象として、部屋にある蓄熱ファン（2,000W）で試算してみます。
1日2時間の使用だと4,000W（=4kWh）になるので、約92円（1kWh=23円で計算）、一ヶ月で2,760円になります。
この差は大きい。僕が買った3,000円程度のひざ掛けであれば、一ヶ月半も使えば元は取れる計算になります。

まとめ

部屋で一人ならこれで事足りるんじゃなかろうかと思います。
また、部屋全体を温める場合も、ひざ掛けを併用することでメインの暖房コスト抑制に役立つのではないでしょうか。
ソファーに座ってくつろいでる時でも、デスクの前で集中してる時でも、暗い部屋の隅で体育座りしながら涙を流している時でも、電気ひざ掛けは貴方を温かく包みこんでくれることでしょう。

こんなに家計の事を考えて自分のカードで電気ひざ掛けを購入した私に対して、
妻は「なんか”また”Amazonから荷物届いてるよ」と辛辣な伝達事項を投げつけます。
落ち込んだ私は電気ひざ掛けにくるまりながら暗い部屋の隅で一人涙を流すのでした。