こりゃさらに便利「Apple TV」+「AirPlay」+「Remote App」

昨日ドライバドリルを購入したフジカワです、こんにちは。楽すぎ。どうしてもっと早く教えてくれなかったのか、どうしてもっと早く買わなかったのかと痛恨の極み。今までグリグリと手でネジを締めていた徒労の日々を少しでも取り戻したい一心で、必死に日曜大工に励む所存であります。

(結構前だけど)Apple TVがやってきた

20110404 こりゃさらに便利「Apple TV」+「AirPlay」+「Remote App」
さて本題。以前、
スグラボ » こりゃ便利「AirMac Express」+「Remote」
というエントリを書いたのですが、あれから2年が経過して我が家にApple TVがやってきました。
昨年末に引越しをしたのですが、そのお祝いにとセッキーに頂いたのです。
そしてさらにAirTunesからAirPlayに機能が強化したこととiOSのバージョンアップで、上記エントリで要望していたことが2年の時を経てついに現実のものとなりました。
Apple TVを設置してから色々と使っていたのですが、今回改めて「あ、我が家に欲しかったのはこの機能だったんだな」ってのが分かったので、頂いたお礼の意味も込めてApple TVのレビューをば。
セッキー、レポが遅くなってごめんね。

Apple TVによるAirPlay(AirTunes)の微妙に違う操作5つ

なーんかね、ややこしーんですよ。
基本的に「どこかで再生している音楽/動画をApple TV(AirMac Express)でストリーミングする」事をAirPlay(旧AirTunes)と一括して言うのだけれど、その方法は揃っているデバイスによって幾つかの種類があって、それぞれが微妙に異なります。
なのでここで簡単にまとめておきます。おおよそですが1から順にクラシックな機能→新しい機能という順に列挙しています。

1.各コンピュータ上のiTunes上で再生した音楽/動画をApple TVで再生

以前から「AirTunes」という呼び名で使われていた使い方。一番シンプルで分かりやすい。
普段使っているコンピュータのiTunesで音楽を再生すると、Apple TVに繋がっているテレビ等から音がなる、ってやつ。
ウチでは今までもこのやり方でAirMac Express経由で音楽を聴いてました。

▼メリット
・コンピュータの貧弱な再生機能ではなく、オーディオセットからの再生が可能
▼デメリット
・音楽/動画の操作はコンピュータを直接いじる必要がある
▼必要なデバイス
・コンピュータ+iTunes
・Apple TV

2.iOSデバイスのRemote Appで、各コンピュータのiTunesを操作

上記1の発展型と言えますが、わざわざコンピュータの前でiTunesを操作しなくてもiPhone/iPod toutch/iPad等のiOSデバイスにインストールしたRemoto Appを使うことで、ソファーでごろごろしながらiTunesをリモートで操作できる。

▼メリット
・手元のiOSデバイスを使って、コンピュータから離れたところから音楽/動画をコントロールできる
▼デメリット
・iTunesが稼動するコンピュータ本体の電源を入れておく必要がある
▼必要なデバイス
・コンピュータ+iTunes
・Apple TV
・iPhone/iPod toutch/iPad

3.Apple TVから各コンピュータのiTunesライブラリにアクセスして音楽/動画を再生

こちらはApple TVが登場したことによる新機能。ホームシェアリングを有効にしている各コンピュータのiTunesライブラリをApple TVから直接指定して再生することができる。
▼メリット
・iOSデバイスがなくてもApple TV付属のリモコンを使うことで、コンピュータから離れたところから音楽/動画を操作できるようになった
▼デメリット
・Apple TV付属リモコンのUIが貧弱で、パスワード、検索時等の文字入力がしんどい
▼必要なデバイス
・コンピュータ+iTunes
・Apple TV

4.iOSデバイスのRemote Appで、Apple TVを操作

Apple TV付属リモコンの代わりにiOSデバイスのRemote AppをコントローラーにしてでApple TVを操作できる。iPhone 3Gを使っていた頃はこの環境。
▼メリット
・付属リモコンに比べてUIが格段に良く、Apple TV上で文字入力等の操作が容易に。
▼デメリット
・iTunesライブライブラリ上の音楽/動画を再生するには相変わらずそのデータが入っているコンピュータの電源が入っている必要がある。
▼必要なデバイス
・コンピュータ+iTunes
・Apple TV
・iPhone/iPod toutch/iPad

5.iOSデバイスに保存されている音楽/動画を直接Apple TVで再生

iPhone/iPod toutch/iPadに保存している音楽/動画データを、コンピュータを介することなく直接Apple TVで再生することができる。AirMac Expressを購入した2年前からずーっと僕が所望していて、今回iPod touch+AirPlayでやっと実現したのがコレ。超うれしい。
▼メリット
・再生したいデータがiOSデバイスに入っていればコンピュータの電源は入っていなくても良い
▼デメリット
・一部iOSデバイス(iPhone 3G/iPod touch 1st)はこの機能を使えない
▼必要なデバイス
・Apple TV
・iPhone(3GS~)/iPod toutch(2st~)/iPad

iPhone3GからiPod touchへ

と、iOSデバイスの有無やその種類によってどこまでの機能を享受できるかがちょっとずつ違います。
僕はどうしても上記5の機能を使いたかったのと、そろそろお借りしていたiPhone 3Gを返さなきゃと思っていた時期が重なっていたこともあり、iPhone 3GからiPod touchに切り替えました。iPhone 4に変えなかったのはガラケーの方のキャリアであるauからそのうちでるのではないかと密かに淡い期待を抱いているから。それと、多少慣れはしたけれどもやっぱり2個持ちはちょっとめんどくさいし、twitterやtumblr、そして若干のブラウジングだけの使用にしてはコストが若干高くつくと思ったから(通話はガラケー)。
常時ネットワークに繋げる環境を失ったのは多少手痛いけど、個人的な使い方でいういとそれよりも上記5の機能を手に入れられたのはそれを上回る歓びと言えます。ま、どちらかというと主に享受しているのは息子なのだけど。

買って損はないと思うApple TV

「iOSデバイスを持っている人はもれなくApple TVを購入して損はない」と言えるサービスを提供できる域まで互いの連携は良くなってきていると思います。逆も然り。「Apple TV買ってみたけどあまり楽しくないや」って人もiPhone/iPod touch/iPadを買ってみると話が変わってくると思う。実は何を隠そう、僕もコレに該当。
もちろんApple TVの機能はAirPlayによるストリーミングだけじゃなく、映画のレンタルやYouTube、flickr、Mobile Meなんかのコンテンツも楽しむことができるのでApple TVだけでも充分に楽しむことができます。
でも、もし余裕があるのであればiOSデバイスと一緒に使うのをお勧めします。そうすれば1+1=2以上にそれぞれにデバイスの良いところを引き出しあうことができるでしょう。
さらに音楽が好きな人はAirMac Expressも買ってみるとなお楽しい。
そうやって家の中がApple製品で埋め尽くされていくのです。

おまけその1

ホームシェアリングの上限5台はちょっと足りない。家族構成やコンピュータの割り当てによってはせめて10台あると助かるんだけどなぁ。

おまけその2

Apple TVへのAirPlayに対応しているiOSデバイス及びiTunesのバージョン
iPod touch (2nd generation)~
iPad
iPhone 3GS~
iTunes 10.2 以降

ちょっと訂正

ここまで書いてから「ん?Apple TVもiOSデバイスか」ということに気がつく。でももうめんどくさいのでここではApple TVは別扱いしといてください。ここでのiOSデバイスとは、iPhone/iPod touch/iPadの3デバイスのことだと考えてください。

コメントを残してみる

コメント